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昔ながらの銭湯

わたしの家には、当たり前ながら幸いにも、風呂が備わっています。

だからわざわざお金を払って商品として提供されている余所の風呂に入りに行く必要などは微塵もないのだが、それでもなぜか、時折猛烈に銭湯に行きたくなるときがあります。

以前は当たり前だった銭湯の仕組み

9その施設にもよるが、レジャー要素の強いスーパー銭湯ではない場合、タオルや石鹸、洗髪洗剤などは備え付けられておらず、持参するのが常です。

銭湯で必要なものを購入することもできるが、家にあるものをわざわざ買うのも気が引けます。

なので結局、必要なものを荷造りし、帰りは濡れたそれらをまた再び持って帰らねばならなりません。

家から徒歩すぐの場所にあるわけでもなく、冬は湯冷めするし、夏なら夏で、せっかく風呂に入ったのに、家に帰るまでにまた汗をかくことになります。

……銭湯に行く、と考えるとまず真っ先に思い浮かべるのが、上記のようなデメリットです。

96こで気が挫けるせいで頻繁に銭湯に行くことはないのだけれど、それでもわたしは、たまーに、銭湯に行きます。

数多くあるデメリットを打ち負かし、それでも銭湯に赴くのは、ひとえに、「でかい湯船に浸かりたい」。

これに限ります!

並々とためた熱い湯に体を浸し、手足を思い切り伸ばすことは、容易なことに思うが、その実、なかなか容易く実現できないことなのだなぁ、とこれを書いていて改めて思う次第です。

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